「靴下どこ?」
と聞いてきて、
「足元にあるよ。」
と言っても
「どこ?どこ?」
となって、
「ほら、そこ!」
と、息子の足元を指さしても
「え?どこだ?」
と、なります。
息子と同じ年の、自閉症の子供を持つお母さんにその事を話すと、
「うちもそう。目の前にあるのに探せない。」
と言っていたので、そういう特性なのかな、と思いました。
私は、息子は興味ある事にしか目がいかないので、靴下とかリモコンとか消しゴムとか、自分に興味のないものは目に見えてないんじゃないか、と思いましたが、探す時も発達障害児の特徴が邪魔しているそうです。
視野がとても狭く、普通の人なら広い範囲を一度に見ることができるが、発達障害児の場合、例えて言うなら望遠鏡でのぞきながら探しているような感じ。
だそうです。
最近よく「普通って何?」って言葉を聞きます。
目の前にある物、テーブルの上にある物。
それを見つけるのは、普通の人だったら簡単な事。
でも、息子はそれが出来ない。
だから普通じゃない。
そう思っています。
他にもこんな事がありました。
家庭学習をしようとしたら、消しゴムがなかったので、
「消しゴムないから探して。」
と言いました。
息子はすぐに
「はい。」
と言って持ってきました。
また別の日、消しゴムがなくなったので、
私「またない・・・。どこへやったの?」
息子「わかんない。」
私も一緒になって探したのですが、見つからず。
仕方がないので、筆箱に入っている消しゴムを使おうとしたら、なくなってました。
ふと、数日前になくした消しゴムの事を思い出しました。
「最初に『消しゴム探してきて』って言った時、筆箱の中から取ってきたの?」
「うん。」
なくした消しゴムを探そうともせず、
「消しゴムがある場所」
から消しゴムを取ってくる。
それなら
「なかったから、筆箱の中にあるやつ持ってきた。」
と言えばいいのに。
息子にとっては、なくした消しゴムを探す事と、筆箱から消しゴムを取る事は、同じ事なの?